子供たちの健やかな成長を願うトムソーヤクラブは、これからも多くのひとに語りかけます。
子供たちの健やかな成長を願うトムソーヤクラブは、これからも多くのひとに語りかけます。
1987年に次世代を担う子どもたちの成長を願い、設立した小学生・中学生を会員制のクラブです。現在全国に約3,000人の会員がいます。
設立のきっかけは、1985年の日本旅行80周年記念キャンペーン「はじめての一人旅」です。これを一時の企画で終わらせることなく、持続的に取り組んでいこうとトムソーヤクラブは誕生しました。
トムソーヤクラブは、新しい世代をになう子どもたちが、国内はもとより広く世界の友達と、自然に親しみ、主体性のある、健康で、愛情に満ちた人に育ってもらいたい、そんな願いをもって活動しています。
トムソーヤクラブは、キャンプや体験旅行が「次世代をになう子どもたちの健全な育成する」という目的を達成するための最良の方法と考え、取り組んでいます。
参加者である小・中学生には、自然の中での生活体験を提供していきますが、自然の中で生活体験をすることだけが目的ではなく、それらの体験を通して、自分を取り巻く世界とのさまざまな関わりについて“気づき” “理解”してもらうことがねらいです。さらにそのことを通して、関わりの再構築(改善)をうながしたいと考えています。
自然と人間がどのような関係にあるのか、自然をどう見て、どう考えていくべきか、について理解をうながします。また、単に自然を観察したり動植物の名前を覚えたりするのではなく、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と五感を使って自然への感性をより高めていくようにします。
あらゆるものがつながっている わたしたちが(自然という)この命の織物を織ったのではないわたしたちはそのなかの一本の糸にすぎないのだ
(シアトル首長「父は空母は大地~インディアンからの手紙~」パロル舎)
わたしは、子供にとっても、どのようにして子供を教育すべきか頭をなやませている親にとっても、“知る”ことは“感じる”ことの半分も重要でないと固く信じています
(レイチェル・カーソン
「センス・オブ・ワンダー」佑学社)
仲間と協力することや、人への思いやりの心を持つことなどしを通して、人と人との関係や、グループの中での自分の役割と他者の役割について考える機会を提供します。また、両親がいて自分があること、社会の関わりの中でいきていること(着ている服は、食べているご飯は、エネルギーは…)などについても気づきをうながします。
グループの中での自分について考える機会を提供するのはもちろんのこと、自己挑戦プログラムなどを通して、がんばった自分、苦しいことの耐えた自分、たくさんの人の前できちんと発表できた自分など、いろいろな面を持っている自分自身について、より客観的に見ることができる機会を提供します。
トムソーヤクラブの活動はグループ行動を基本としています。6~10名でひとつのグループをつくり、トムソーヤクラブリーダー1名が受け持ち対応にあたります。グループリーダーの役割は参加者の健康管理、生活面のアドバイスやグループ活動の支援です。この他に、キャンプの進行や準備を行うプログラムリーダーと現地責任者(村長)が活動のサポートします。現地責任者は全体を統括し、天候判断や応急処置を行います。緊急の場合は地元自治体、警察、消防、病院と連携して対応にあたります。
※グループ分け、部屋割りは、トムソーヤクラブにお任せいただきます。
リーダーはマニュアルに基づいて、安全管理、野外活動、救急法、カウンセリング、レクリエーションなどのノウハウを体得した、参加者のよき相談役です。将来教職の道をめざす大学生や社会人を中心に組織し、年問を通じての研修を行っています。
指示や注意するだけではなく、参加者一人一人をよく見て、適したサポートを行うよう心がけています。
お子様の安全で安心して楽しく活動できる環境づくりに取り組んでいます。
リーダー間の連携、管理監視体制強化
個室で1対1の対応にならないように
参加者複数人とリーダー複数人または参加者とリーダーを分ける
複数人で見回りを行い、報告する
※運営体制やルールを定期的に見直ししております。
保護者の方に、参加者のプロフィールカードをご記入、提出いただきます。担当するリーダーはこのカードの情報を基に参加者の対応(体温、食欲、排便、睡眠、服薬のチェック等)にあたります。食品アレルギーや常用薬の服用など、特別に対応が必要な場合は申込書にご記入のうえ、事前にご相談ください。
事故のないように運営には細心の注意を払っておりますが万一の際は以下の対応となります。
ケガや体調不良の状態を現地責任者が判断し、病院や診療所での診療・治療を行います。その際は必ず、保護者の方(緊急連絡先宛)に電話連絡し、経過を報告いたします。また、医師の判断により活動継続できない場合は現地までお迎えをお願いすることがあります。
傷病者の病院への搬送は、レンタカー、宿泊先の送迎車、または救急車にて行います。
病院での治療費、それに伴う処方薬の代金はお客様負担となリます。
現地スタッフが立替えますので、解散時に精算をお願いいたします。
旅行期間中に発生した場合、緊急対応マニュアルに沿ってプログラムを中断・中止し、参加者の安全を最優先して対応にあたります。ご家族との連絡は災害伝言板等を利用いたします。
・撮影は、カメラマンおよび同行スタッフが行います。
・旅行中撮影した動画像を参加者に配布・販売、パンフレット、活動報告書、ホームページ、ブログ、動画投稿サイトやSNS(Instagram、Facebook等)に掲出する場合があります。
・メディア等の取材が入る場合があります。